「冷凍の宅食は味や量がイマイチって聞くんだけど……」「冷たいサラダも電子レンジで温めなくちゃいけないのがイヤ」
宅食にこんな心配はありませんか?
毎日が忙しくて宅食サービスを利用したいけど、心配ごとがあるから利用に踏み切れないという方も多いはずです。
そこで今回は、味やボリュームに定評がある「わんまいる」を徹底調査しました。
実際に取り寄せてみたレポートや利用方法などを紹介しているので、ぜひわんまいるが気になる方は参考にしてください。
わんまいるがおすすめの人をチェック
まずはわんまいるがピッタリな人からチェックしていきましょう!
ひとつでも当てはまったらおすすめ
- 冷凍でも味には妥協したくない
- 献立を考えるのが苦痛
- 食事はボリュームを重要視している
- 食生活が乱れがち
- 毎日が忙しくて食事に手が回らない
わんまいるの「健幸ディナー」は、5食セットになった冷凍の惣菜を定期注文するスタイルです。忙しくても頼み忘れがなく、食べるだけで自然に栄養バランスが整います。では、どんなサービスなのか詳しく紹介します。
わんまいるってどんなサービス?
わんまいるのサービス内容を下表にまとめました。
栄養価 | 400kcal以下糖質30g以下塩分3.5g以下 |
タイプ | 冷凍 |
解凍方法 | 湯せん/電子レンジ/流水解凍 |
ご飯の有無 | なし |
最低注文数 | 5食 |
価格 | 5食/5,280円 |
送料 | 935円※北海道・沖縄・一部離島は2,500円 |
配送頻度 | 週に1回/2週間に1回 |
管理栄養士監修のバランスのよい食事
わんまいるのメニューは管理栄養士が監修しています。
1食あたり400kcal以下で糖質は30g以下だから、糖質量が気になる方にもおすすめです。
自分で面倒な栄養計算をしなくても、健康的な食事が摂れるのは大きなメリットですね。
塩分は3.5g以下と他のサービスよりやや多く感じますが、すべてのメニューが3gを超えているわけではなく、1~2g台のメニューが多くなっています。
管理栄養士がカロリー、糖質、塩分のバランスを考えてメニューをセレクトしてくれているので、1週間続けて食べれば自然に栄養バランスが整います。
専門の調理会社と提携
わんまいるはおいしさを追及するために、1ヵ所の工場で製造せず、和食・洋食・中華が得意な会社にそれぞれ委託しています。
さらに個包装で真空調理することで、少ない調味料でもしっかり味がしみ込み、糖質や塩分を控えられるのです。
湯せんと流水解凍がポイント
多くの冷凍宅食は、温かい料理も冷たい料理も一緒くたにして電子レンジで加熱調理します。
すると、本来冷たいはずのサラダなども温かい状態になり、人によってはおいしく感じられないことも。
わんまいるは温かい料理は湯せんまたは電子レンジ調理で、冷たい料理は流水解凍と別々の方法で調理します。
だから手作りのような料理の食感と温度感が楽しめるのです。
主菜と副菜を別々に楽しむことも
わんまいるの惣菜は、主菜と副菜2品がすべて個包装されています。
栄養バランスを考えてメニューがセレクトされていますが、必ずすべて食べる必要はありません。
例えば、メインの惣菜と副菜1品だけ食べて、残りの副菜1品は明日のお弁当のおかずにする、といった使い方も可能です。
国産食材100%使用
わんまいるに使用されている食材は、すべて国産食材。
わんまいるの社長が自ら全国各地に足を伸ばし、本当においしいと思った食材だけを仕入れているそうです。
安心安全なのはもちろん、味にもとことんこだわって仕入れているので、冷凍とは思えないおいしさが実現できます。
パッケージ
わんまいるの健幸ディナーは個包装タイプでスリムなパッケージです。
5食が1つの大きな袋にまとめて入れられた状態で届くのですが、その際のサイズ感は縦18cm×横25cm×厚み7cm程度です。
バラすともっとスリムになり、1セットあたりの厚みが1.5cm程度なので、冷凍庫の隙間に入れ込むこともできます。
調理方法が分かりやすい
わんまいるは、包装ごとに調理方法が指示されています。
1パックごとに献立と調理方法が記載された紙が入っているので、誰でもスムーズに調理できるでしょう。
料理によっては、よりおいしく食べるためのワンポイントアドバイスが記載されているので、よくチェックしましょう。
わんまいるの実食レポート
わんまいるの特徴は分かりましたが、実食してみないとはじまらない!ということで実際に取り寄せてみました。
今回は5食セットを1週間ごとにお届けするタイプを注文。
それぞれのメニューのレポートをお届けします!
懐かしい肉屋のチキンカツの献立
menu
- 懐かしい肉屋のチキンカツ
- 茄子のトマト煮
- キャベツと枝豆のコールスロー
調理方法
赤いパッケージが湯せん、黒いパッケージが流水解凍です。
安全に取り出せるよう、湯せんのパッケージには箸が通せる穴が開いています。
チキンカツは10分、茄子のトマト煮は7分湯せんと表示されていましたが、チキンカツは10分だと真ん中が冷たく、電子レンジで追加加熱しました。
コールスローは流水解凍で約10分程度でした。
重量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食物繊維 | 糖質 | 食塩相当量 | |
チキンカツ | 100g | 241kcal | 12.5g | 13.0g | 17.1g | 0.7g | 16.4g | 0.3g |
茄子のトマト煮 | 50g | 50kcal | 1.7g | 0.6g | 5.9g | 1.7g | 4.2g | 0.7g |
コールスロー | 65g | 65kcal | 1.7g | 4.6g | 4.3g | 1.8g | 2.6g | 0.3g |
356kcal | 15.9g | 18.2g | 27.3g | 4.2g | 23.2g | 1.3g |
盛り付けた段階で、誰かが手作りしてくれたような見た目になり、感動しました。
チキンカツは湯せんなのに、サクサク食感で驚きました!
国産の鶏肉で臭みもなく、柔らかいチキンカツです。
100gとボリュームがあり、食べごたえも十分あります。
茄子のトマト煮は、トロッとした茄子がおいしい一品です。
大ぶりな茄子が3切れ入っていて、ボリュームも80gとしっかりありました。
ただ、ワインが入っているからかやや大人な味付けで、トマト煮というよりもデミグラスソースのような味わいでした。
キャベツと枝豆のコールスローは、流水解凍のおかげでシャキシャキ食感が味わえます。
味はやや薄めですが、箸休めにちょうどいい一品です。
桜島鶏のコーンクリームシチューの献立
menu
- 桜島鶏のコーンクリームシチュー
- ほうれん草としめじのソテー
- キャベツとごぼうのドレッシングサラダ
調理方法
コーンクリームシチューとほうれん草としめじのソテーは湯せんで、表示時間の加熱で中までしっかり温まりました。
キャベツとごぼうのサラダは約10分の流水解凍で食べられます。
重量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食物繊維 | 糖質 | 食塩相当量 | |
コーンクリームシチュー | 200g | 194kcal | 8.6g | 10.2g | 20.0g | 2.7g | 17.3g | 1.2g |
ほうれん草としめじのソテー | 80g | 44kcal | 1.6g | 2.6g | 5.0g | 2.2g | 2.9g | 0.6g |
サラダ | 80g | 126kcal | 1.2g | 10.8g | 6.5g | 2.0g | 4.5g | 0.2g |
364kcal | 11.4g | 23.6g | 31.5g | 6.9g | 24.7g | 2.0g |
コーンクリームシチューはブロッコリーだけを追加しました。
鶏肉、じゃがいも、にんじんがゴロゴロ入っていて、食べごたえもバッチリ。
コーンのやさしい甘味が感じられるおいしいシチューでした。
子どもも絶対に好きな味です。
ほうれん草としめじのソテーは、バターの風味と野菜のシャキシャキ食感がマッチして、とてもおいしかったです。
温かいので手作り感がありました。
キャベツとごぼうのドレッシングサラダは和風テイストで箸が進みます。
キャベツとごぼうの食感が生きていて、思わず真似したくなる一品でした。
石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐の献立
menu
- 石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐
- 大分とり天
- ブロッコリーの中華風お浸し
調理方法
麻婆豆腐ととり天は湯せんで、5~10分加熱します。
それぞれ指定の加熱時間で温まりました。
ブロッコリーの中華風お浸しは流水解凍ではなく、つけ置きしてみたのですが10分では解凍しきれませんでした。
水道代はかかりますが、急ぐときは流水解凍したほうがよさそうです。
重量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食物繊維 | 糖質 | 食塩相当量 | |
麻婆豆腐 | 180g | 218kcal | 11.0g | 10.6g | 12.1g | 3.1g | 9.0g | 2.2g |
とり天 | 60g | 140kcal | 8.5g | 8.6g | 6.4g | 0.0g | 6.4g | 0.5g |
ブロッコリーのお浸し | 80g | 51kcal | 2.8g | 1.6g | 6.8g | 0.8g | 6.0g | 0.6g |
409kcal | 22.3g | 20.8g | 25.3g | 3.9g | 21.4g | 3.3g |
麻婆豆腐は辛さ控えめで誰でも食べやすい味付けです。
辛さは控えめなのにコク深い風味で、本格的な味わいが楽しめました。
豆腐も冷凍とは思えないなめらかさです。
とり天は湯せんで仕上げるので、しっとりとした食感。
献立表には「お好みでポン酢をつけてお召し上がりください」とありましたが、ポン酢なしでもしっかりと味がついています。
塩分が気になる方はポン酢よりも、レモン汁などがいいかもしれません。
ブロッコリーの中華風お浸しは、塩分0.6gなのにしっかり味が感じられました。
ブロッコリーが5~6個入っていて、ボリュームがある点もいいと思います。
北海道産鮭の塩焼きの献立
menu
- 北海道産鮭の塩焼き
- かぼちゃとしめじの煮物
- 油麩と切り干し大根の煮物
調理方法
こちらのセットはすべて湯せんタイプ。
少し大きめの鍋で調理する必要があります。
全部温めても5分で調理が完結するので、サッと食卓に出せます。
重量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食物繊維 | 糖質 | 食塩相当量 | |
鮭の塩焼き | 70g | 119kcal | 20.3g | 3.6g | 0.1g | 0.0g | 0.1g | 0.4g |
かぼちゃとしめじの煮物 | 80g | 52kcal | 6.6g | 0.5g | 12.2g | 2.2g | 10.0g | 0.6g |
切り干し大根の煮物 | 80g | 194kcal | 8.1g | 10.4g | 19.1g | 4.5g | 14.6g | 1.1g |
365kcal | 35.0g | 14.5g | 31.4g | 6.7g | 24.7g | 2.1g |
鮭の塩焼きは70gと定食で出てくるサイズ感で、食べごたえがあります。
しっかり味がついているので塩分が1gを超えているのでは?と予想していたのですが、実際は0.4g!
塩水に漬け込むことで少ない塩分でもしっかり味がしみ込むそうです。
身もしっとりとして柔らかく、とてもおいしい鮭でした。
かぼちゃとしめじの煮物は、しょうゆベースの甘い味付け。
しめじの風味が強かったので、きのこが嫌いな人は気になるかもしれません。
油麩と切り干し大根の煮物は、まさに家庭の味でとてもおいしかったです!
油麩と切り干し大根のみのシンプルな具材ですが、油麩から出るうま味のおかげでコクのある味わいが楽しめます。
四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃがの献立
menu
- 四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが
- 厚揚げの生姜煮
- 白菜と人参の甘酢漬け
調理方法
肉じゃがは湯せんで10分、厚揚げは5分の加熱で仕上がります。
白菜と人参の甘酢漬けは流水解凍で5分程度で柔らかくなりました。
砂糖が入っているからか、他の流水解凍商品よりも早く溶けた気がします。
重量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食物繊維 | 糖質 | 食塩相当量 | |
肉じゃが | 205g | 191kcal | 14.9g | 3.6g | 22.7g | 3.2g | 19.5g | 2.2g |
厚揚げの生姜煮 | 60g | 96kcal | 2.5g | 7.7g | 4.4g | 0.2g | 4.2g | 0.2g |
甘酢漬け | 80g | 51kcal | 0.6g | 0.1g | 12.4g | 1.0g | 11.4g | 0.2g |
338kcal | 18.0g | 11.4g | 39.5g | 4.4g | 35.1g | 2.6g |
肉じゃがに彩りとして枝豆のみ加えました。
具が大きく、中までしっかり味がしみ込んでいて、家庭の味を再現したような親しみのある味わいです。
家庭ではじゃがいもをこの大きさで冷凍すると、水分が抜けておいしくなくなりますが、プロが作っているので冷凍とは思えないおいしさ。
豚肉を使っているので、牛肉の肉じゃがよりもあっさりとした味わいでした。
厚揚げの生姜煮は、やや生姜風味が弱いかなと思いましたが、優しい味付けでおいしい一品です。
絹ごしタイプで滑らかな口当たりでした。
甘酢漬けは献立表に「水気を切ってから盛り付けてください」と記載されていたので、袋の端を少し切ってから水分を出しました。
白菜のシャキシャキ食感とピリ辛の甘酢が絶妙で、箸が止まりません。
総評
わんまいるの味付け・ボリューム・栄養価・価格などの総評をまとめました。
わんまいるを食べて驚いたのは、冷凍とは思えないクオリティの高さです。
メニューによって解凍方法が異なるので、手作りのような温度感が楽しめるのもポイント。
ただし、人によっては湯せんや流水解凍が手間に感じるかもしれません。
どれも手作り感があり、ボリュームもあるので「たったこれだけ……?」と寂しい気持ちにならず、満足感が得られました。
価格は他のサービスより高めですが、ボリュームを考えると妥当とも言えます。
1人暮らしの場合、材料を余らせてかえって余計なお金をかけることもありますが、わんまいるなら食べ切りで1食1,056円なので、人によっては安くつくケースもあります。
外食で1食1,000円以上使うのであれば、わんまいるのほうが栄養バランスも整っているのでコスパはよさそうです。
わんまいるの注文方法
わんまいるはスマートフォン、パソコン、電話のいずれかから注文できます。
中でもスマートフォンならチャット形式で入力するだけなので、簡単に申し込めます。
ここではスマートフォンでの注文方法をお届けします!
チャットの流れに沿って、必要事項を入力するだけなのであっという間に手続きが完了します!
わんまいるに関するQ&A
わんまいるを利用する上で疑問に感じやすい点をQ&A形式でまとめたので、ぜひ参考にしてください。
Q.2回目以降停止する場合は?
A.マイページから停止
停止するだけなら、マイページの「定期購入の履歴や変更はコチラ」から手続きができます。
発送の5日前までに手続きをしましょう。
ただし2回以上連続で停止する場合は、サポートセンターに連絡しなければなりません。
「〇回目まで停止できない」「停止は連続〇回まで」といった制限はないので、定期購入でも自由度が高くなっています。
Q.解約したい場合は?
A.サポートセンターに連絡
マイページから解約手続きは行えないので、直接サポートセンターに連絡しましょう。
- メール
- お問い合わせフォーム
- 電話
のいずれかの方法で、手続きが行えます。
解約の場合も発送の5日前までに手続きをしましょう。
メールの場合、本文に「解約希望」「氏名」「住所」「電話番号」を入力すれば、解約完了の返信があります。
Q.お得に購入する方法はある?
A.ポイントを貯める、または友達を紹介する
わんまいるは購入金額の1%分のポイントが貯まるシステムになっています。
貯めたポイントは商品購入時に使用可能です。
なお、定期購入の1回目の注文後に500ポイントが付与されます。(※2024年4月時点)
3回続ければさらにサービスがあるようです。
または、わんまいるに興味がある友達がいれば紹介するのもおすすめ。
通常935円かかる送料が3回分無料になります。
Q.最短何日で届く?
A.2日
日付の指定なしで注文した場合最短で2日、一部地域は3日で届きます。
土曜日以外は配送があるので、素早く手元に届くのがうれしいですね。
Q.ギフト利用は可能?
A.可能
家族や友人にギフトとして送ることもできます。
自宅住所とは別のお届け先住所が入力でき、2回目以降は届け先リストから選択可能です。
領収書や納品書は同梱されないので、安心してギフト利用ができます。
まとめ
わんまいるは冷凍の宅食の中では、かなりクオリティが高いと言えます。
1食あたりの単価が他サービスより高めですが、調理時間や買い出しの手間、献立を考える手間を考慮すると高すぎるとも言えないでしょう。ボリュームもあるので、ほかのおかずを足さなくても済みます。
手作りのような温度感や味わいを求めるかたは、わんまいるがおすすめです!初回は500円オフで注文できるので、まずは気軽に試すのもよいでしょう。